戯作文

戯作とは、通俗小説などの読み物の総称で、戯れに書かれたものをいい、戯作の著者を戯作者という。 そこかしこに書き散らかしたり、細やかにしたためた駄文の置き土産を、ここに印す。

ソバーキュリアス

ファーマータナカの読まないで書評「飲まない生き方 ソバーキュリアス」。

いろんなトレンドがあり、いろんな生き方がある。
それは重々承知の助だ。

「ソバーキュリアス」とは、「sober(シラフ)」「curious(好奇心)」で、「シラフへの好奇心」「シラフでいたがる」というニュアンスが語源となった言葉で、お酒を飲める人があえて飲まないこと、あるいは少量しか飲まないこと。
断酒による心身のポジティブな変化を楽しむということらしい。

周りには元々飲まない(飲めない)方が何人かいて、酒が中心にある僕等とは世界観がまるで違うらしい。
確かに朝まで飲むとか次の日1日中二日酔とかは(ほとんど)無くなったけど、膨大な無駄な時間を費やしてきたことは間違いない。
僕等の人生は、旅も食事もイベントも友もデートも笑いも諍いも、そして何はなくともお酒を中心に動いてきたのは確かだ。

ソバーキュリアスを選択するとどうなるのか?()内は現状。
● 睡眠のリズムが整い、ぐっすり眠れて疲れがとれる(無呼吸症候群)
● 肌のトラブルが解消する(頭皮にトラブル)
● 自信がみなぎる(空元気)
● 生産性がアップする(生産性無)
● 不安が軽くなる(不安どころか記憶無)
● お金がたまる(金欠)
● 人生に希望活力ときめきを感じる(人生真っ暗闇だがときめきはあり)
● 寝たくもない相手と寝ることはなくなる(寝たくもないいや寝たい相手とも…)
と、いいことづくめだ。

現在の単語認知度はまだ3.6%というが、例えばアサヒ飲料が、#soberスパイシーレモンジンジャ なるものを発売なんかして、攻勢をかけてきている。
今時の世の中の変化のスピードはめまぐるしい。

酒をやめて失うものはただ一つ  ―  酔っぱらうことだけ、うむ重い…。
さあニューノーマルに向けてこの本をポチるべきか、まず飲みながらじっくり考えてみる。
シラフこそクール!あえてアルコールを飲まない生き方=ソバーキュリアス(Sober Curious)が話題!