戯作文

戯作とは、通俗小説などの読み物の総称で、戯れに書かれたものをいい、戯作の著者を戯作者という。 そこかしこに書き散らかしたり、細やかにしたためた駄文の置き土産を、ここに印す。

お酒

アードベッグ

ファーマータナカの棚からスピリッツ。 「ARDBEG WEE BEASTIE(アードベッグ ウィー・ビースティー) 5年」 若い頃は好奇心で、歳を取ると味覚臭覚が鈍化して、結局辛いものや臭い物を好む。兎に角臭い奴をのオーダーに、ベテランバーテンダーのチョイスした…

フロール・デ・カーニャ

ファーマータナカの棚からスピリッツ。「Flor de Caña(フロール・デ・カーニャ)12年」。 寂れた裏通り、寂れた店構えが何ともいい。ただ一見さんがそのドアを開けるには、ちょっと勇気がいるだろう。確かな知識と経験に裏打ちされたバーテンダーのおすすめ…

Six KING&QUEEN

同時代を生き、生き続ける Bar。 Six KING&QUEEN@文化街

椿婚式

皆様には何の因果もありませんが、1月6日は結婚記念日。結婚50年目は有名な金婚式だが、計算したら51年目だった。 一般的に結婚記念日は15年目までは1年毎、それ以降は5年毎に名前がついているようだが、フランスには84種類の結婚記念日があるそうで、それに…

酒類事典

ファーマータナカの初読み本棚「世界の酒類事典」。 1979年に業界では知る人ぞ知る「世界の名酒事典」という本が創刊された。これと「バーテンダーズマニュアル(1987年創刊)」はお酒のプロにとっては必携の書とも言われた。当時でも多分3,000円くらいはし…

忘年会

私事ではございますが、縁あって7年程前から在籍しているNPOは代表理事を筆頭に女系社会で、男性は私一人という時期も多くありました。 その上お酒を飲めない(飲まない)スタッフが多く、会社の方と飲む機会はほぼありませんでした。 ところが今年、何とい…

バーツール

一般的には老老介護と言うのだろうが、単なる老老同居と言うべきか、いやいや感覚的には仮住まいと言った方がピタッとくる。その証拠に荷物の大半は未だ段ボールのままで積んである。それでも苦節236日、出口の見えない日々はただずるずると流れていくだけだ…

サンジェルマン

ファーマータナカの棚からリキュール。(兼まだまだ引っ張る東京行脚オマケ編) 18.44mのロングカウンター。何でピッチャーズマウンドからホームべースまでの距離なのかと思ったら、そうかここは、球場のど真ん前の Bar。 ネオンブルーがファンタスティック…

日本酒

今日から10月、「神無月(かんなづき)」だと言いたいところだが、「神無月」の由来の一つに「醸成月(かもなしつき・かみなしつき・かみなつき)」が転じたという説がある。翌月に行われる「新嘗祭(にいなめさい)」のために新穀で酒を醸すことからこう呼…

シャブリ

ファーマータナカの先般のワイン「Chablis(シャブリ)」。 白ワインの定番シャブリは、フランス北東部ブルゴーニュ・シャブリ地区の、寒冷な気温とミネラル分を含んだ土壌で育まれたシャルドネによって生まれた、上品な酸味とキレを持つ白ワインで、海鮮を…

美酒佳肴

知己朋友美酒佳肴 日本料理@たけや

一人

心を凪にする。ボトルの大海原に暫し孤独をゆだねる。ゆっくりと杯を重ねる。Bar で落ち着くとはそういう事だ。 「もういい、一人でいい。ながく生きてきて、ものごとが見えてきた。社会的地位が高い低いなどという価値観はとうに消えた。そういうことにこだ…

幸い

ファーマータナカの今日の名言。 貧しい者は幸いである。人の優しさを知ることができるのだから。恋を知らない者は幸いである。初めての恋をすることができるのだから。孤独な者は幸いである。衆愚に合わせる必要がないのだから。無知なる者は幸いである。学…

Speakeasy

昨日は雀の涙ほどのお知り合いの皆様から、素っ気ない誕生祝のお言葉を頂きありがとうございました。 ちょうど健康診断と重なり、珍しく2日ほどお酒を抜いておりました。一見常飲者と思われているフシもありますが、コロナパンデミックが始まる前までは基本…

ファーマータナカのアルコール学び直し講座第2回「日本(の)ワイン」。 これまで、カクテルストーリーや我楽多酒整理編やラム酒世界旅など、珠玉のショートストーリーやエッセイを通して、お酒の話を世間の迷惑顧みず世に垂れ流してきた。ただ、この歳にな…

夢屋

半分ブルーシートで覆われた、決して綺麗とは言えない屋台が、明治通りにポツンとある。 その暖簾をくぐる。マスクをしているせいでもあるが一瞬店主は怪訝な表情、しかしすぐ認識してくれたようだ。瓶ビールをオーダーし、トマトと焼鳥とニラトジをつまむ。…

ホテルのバー

ドライなマティーニのオリーブ。スイートなマンハッタンのマラスキーノ・チェリー。 秋の夜長の、老舗ホテルのバーでの2次会が、おつ。 Bar Lounge GROTTO@Nishitetsu Grand Hotel

ラム

ファーマータナカのアルコール学び直し講座第1回「ラム」。 これまで、カクテルストーリーや我楽多酒整理編やラム酒世界旅など、珠玉のショートストーリーやエッセイを、世間の迷惑顧みず世に垂れ流してきた。ただ、この歳になって、ただ飲めればいい酔えれ…

ラオディ

ファーマータナカのラム酒世界旅「ラオディ(LAODI)」(ラオス)。 一般的にラム酒といえば、イメージ的にはキューバやジャマイカやプエルトリコあたりだろうか。だがラム酒の原料は砂糖黍(さとうきび)、厳密にはその廃糖蜜や搾り汁だから、世界中砂糖黍…

アジア夢旅

早上がりの宵の口Bikeの修理パーツがやっと来たとの連絡3号線を北上修理所要時間はかれこれ1時間ほど時間潰しに珍しく向かいのCoCo壱牡蠣フライカレー3辛普通盛1,052円戻れば修理代金は会員価格4,345円その足でビジネス用 iPhone の見積取りに家電量販店そこ…

セッション

外国産の高級酒にかぶれてはいない。勿論先立つものがないという根源的問題もある。ただ、どうせ飲むなら本場のお酒を、とは思う。 ウイスキーにして然り。日本人は真似るのがうまい。特にS社などは、コマーシャルで売るのがうまい。 老境に入り角が取れたか…

パターン

ビールをチェイサーにラム。よくないパターンである。

ソバーキュリアス

ファーマータナカの読まないで書評「飲まない生き方 ソバーキュリアス」。 いろんなトレンドがあり、いろんな生き方がある。それは重々承知の助だ。 「ソバーキュリアス」とは、「sober(シラフ)」「curious(好奇心)」で、「シラフへの好奇心」「シラフで…

XYZ

アメリカンな Bar。 ソウルミュージック。 今宵の最後の一杯は、締めに相応しいXYZ。

EMPRESS 1908

カナダ生まれのジン「EMPRESS 1908」のジントニック。 バタフライピー(蝶豆)由来のインディゴブルーが神秘的な色を放つ。それがライムとトニックウォーターで、魔法の淡いピンクに変わる。 暫し、戦士の休息。

ハードセルツァー

ファーマータナカの今日の新ジャンルアルコール「ハードセルツァー」。 酒売場の棚が変化しているのにお気づきだろうか。今アメリカをはじめ海外では、「ハードセルツァー」が人気という。 ハードセルツァーとは、ハード(アルコール入り)のセルツァー(炭…

ロンサカパ

ラム酒世界浪漫旅。 「ロンサカパ センテナリオ 23年」。 I always wonder why birds stay in the same place when they can fly anywhere on the earth. Then I ask myself the same question. 鳥たちはなぜ、同じ場所を選んでとまるのか、私はいつも不思議…

オレンジワイン

ファーマータナカの今日のワイン「Pinot Gris Nature 2020」。 このところ、オレンジワインにプチハマり。 鮮やかなオレンジ色で、ナチュラルな味わい。

アペロール

忙しいと言いながら、酒を飲む暇だけは有るのかとのご指摘は、御尤もだ。言い訳になるが、コロナ禍前に比すれば、外飲みは10,000%減少している。ただ、締めにもう一杯だけ、がなかなか締めにならない悪癖は、個人的に持続可能な開発目標(SDGs)としている。…

シェイカー

ファーマータナカの今日の Goods「シェイカー」。 きっとどこかに仕舞ってあるはずなのだが、見当たらないので調達。 「貴女の為だけに、飛び切り極上無類の一杯をお届けします。」誰からか声掛からんかいな…。 「Vodka Martini, Shaken, not stirred.」(ウ…