ファーマータナカの棚からスピリッツ
「PISCO PORTÓN(ピスコポルトン アチュラード)」。
昨日は梅雨入りなれど超ラッキーで雨降らず、花の噂に誘われて、奥雲仙の別天地九千部岳(くせんぶだけ:1,062m)へ。
聴こえるのは鳥のさえずりと風の唄、遠くに普賢岳と平成新山を望み、山肌には一面にヤマボウシが咲き誇っていた。
日頃は我が身の不運不幸を嘆くばかりだが、この日ばかりは強運の持ち主となったかに思えた。
通常下山後温泉会食のお楽しみパターンなのだが、遠出のため、帰路は高速基山に一人捨て置かれた。
仕方がないので、ヤマボウシの白の余韻を、遙かペルーの特別のグレープブランデーに重ねて、一人淋しく噛み締めざるを得なかったのである。